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faq

Q

農家が若者にブームになっているというのは本当ですか?

質問 日本の農家は8割近くが60歳以上で占められているようですが、最近では若者で農家に興味を持つ人が増えてきているというのは本当でしょうか?
農家と言えばこれまで辛くて汚くて、収入が天候に左右されるなど若者に嫌われる要素が多かったと思うのですが、本当だとすればどうして最近の若者には受け入れられているのか教えてください。

yajirusi

A

スローライフという考え方が浸透しているのが要因のようです

結論から言えば、若者の多くが農家に興味を持ち、実際に就農者が増えているのは本当のことです。
食への安全性や働き方の変化などがその理由と考えられていますが、農家になりたい若者が増えたのは、スローライフという考え方が一定数の若者の間にも浸透してきたことが大きな要因だと思われます。
これは、本来の人間らしい生活を取り戻すことを大切にする考え方で、バブル時代には若者が都会に憧れ好んで地方から上京してきましたが、今では地方に戻る若者が増加しているという現実があります。
それに、若者が農家に参入してきたことにより、農家へのイメージもだんだん変わってきています。
例えば、これまでダサかった農業の仕事をするときの服装も、若者が好むお洒落なファッションに変化しています。
農協を介さないで独自に販路を見つけることで、多くの利益を出す農家も増えていて、それも農家のイメージを変化させているようです。